本工事は、明治幹線水路西井筋の2期目の液状化対策工事です。田んぼ沿いに隣接する遊歩道の下約2mに昭和50年代施工済みの本管(PC管φ2200)が埋設してあり、本管下部及び周辺地盤に恒久薬液を注入し液状化対策を行いました。
施工延長
L=66.00m
液状化対策工
薬液注入量 610kL
撤去復旧工
1式
仮設工
1式
田んぼ内に作業ヤードを作成後、写真上の削孔機にて所定の深度まで穴を掘ります。その穴に薬液を通す為の注入管を入れていきます。一番長いものでは約12mにもなります。
削孔・注入管設置が終わると、ようやく注入作業が始まります。この注入プラントで実際に地中に入れる薬液を練り混ぜていきます。薬液は酸性のため取り扱いは要注意です!
プラント内で作成された薬液は緑・赤・青のホースを通り、注入管に接続され、約10m下の注入管先端から放出。毎分4Lでゆっくりと地盤を改良していきます。